高知で実現させたいことMANIFESTO

誰ひとりとして
とり残さない
あったかい地域づくりを
母、妻、仕事を持つ社会人、現在、
政治経済学科にて学ぶ学生として
等々、様々な立場から思うこと。

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母、現役学生として思うこと
子どもの貧困やヤングケアラーなど経済の格差を、健康や学力の格差にしない。

よく相対的貧困という言葉を耳にするかと思います。
2020年に発表された日本の子どもの相対的貧困率は、13.5%。およそ7~8人に1人。
全国では、約260万人もの子どもたちが貧困な暮らしをしていることに。

学校給食が日々の暮らしの中で唯一の食事だと言われている子どもたちがいる現実。
ある小学校に食育の講演に行ったときでした。
そういった子どもたちが実際に目の前にいて、先生がこっそりと給食の残りのパンを渡しているとの話を打ち明けられたときには、同じ子どもを持つ母として、いてもたってもいられぬ思いに。

また、経済的理由に加え、家事や家族のお世話、身内の介護などの手伝いの範囲を大きく超えた過度な負担により、遠足や修学旅行、部活、進学といった他の子どもたちが当たり前にできることを諦めるなど、数字からだけでは捉えることができない状況が。

子どもたちの生活や教育の充実には、子どもにだけでなく家庭という単位でのバックアップがなくては根本的な解決には、結びつきません。
子どもたちがやりたいことを諦めるのではなく、健康や学業など子どもたちの権利が守られる社会に。

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母、妻、社会人として思うこと
仕事と子育てや介護の両立を支える世帯のサポート充実を。

私の母もそうでしたが、高知は共働き世帯の割合が全国的に見ても高く、フルタイムで働く女性が多いです。
ですが、家事や育児、介護などと、仕事との両立させる上で働きにくさなど様々な悩みやストレスを抱えています。

私の周りでも、子育てや介護が理由で、それまで続けていた職を離れる友人たちが少なくありません。
そして、私自身もそういった局面で何か困った際にどこにも頼ることができず、助けを求めることができたのは、実際には自分の親でした。

子育てや介護で困ったとき、また、働く上でその両立を支えるために、まずはそこに対する周囲の理解など意識改革とサポートは不可欠です。
役割の負担に対する偏りを軽減し環境を整えることで、生きやすい社会に。
多くの子育て・介護世代が希望を叶えられる環境やきめ細やかな制度づくりを。

サポートの写真

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防災士、母、女性、ペットの飼い主として思うこと
南海トラフや豪雨による災害時を想定し、ハード対策にプラスしてソフト対策の強化を。

実際に東日本大震災を経験したことから、想定以上の災害があった場合、このソフト対策を徹底することで被害が大きく変わることを強く実感。
東日本大震災では、
  • 『生理用品がもらえなかった。』
  • 『授乳の際にストレスを感じた』
  • 『赤ちゃんの泣き声やおむつ替えで気をつかった』
など避難所にいられない現実を見て、こんな状況をここ高知で起こしたくはない!
防災部署には少ないと言われる女性の配置など、様々な立場からの多様性のある意見を取り入れることは大きなリスク回避に。
女性防災士の視点からも強くそう思います。

そして、私の高齢な母が
「津波が来たときはもう逃げない!死んでいい!」
そんなことをしょっちゅう口にしていたこともあり
県主催の災害時要配慮者支援対策講演会にて、ある黒潮町の高齢女性の
『津波が来た時には、死を受け入れる』と言っていた言葉から、
『子どもたちとの防災訓練により、生き抜く!』という気持ちに変化した詩を目にしたときは、わが母と重ね合わせ、本当に心が揺さぶられました。
高齢者の独居も増える今、災害時要支援者の把握など地域ぐるみでいのちをつなぐ防災対策強化を。

また、わが高知県はペット飼い率が全国的にも上位県です。
災害時の同行避難や車中泊など避難方法のシミュレーションに加え、
マイクロチップの徹底・迷子札の装着といった非常時の迷子対策、もしものときのペット用品の備えなどのペット防災の対策と周知を。
  • 災害セミナーの写真
  • ペットの飼い主の写真

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保護犬の里親、ペットの飼い主として思うこと
いのちに優しい地域づくりを。

実はわが家の愛犬は、保護犬でした。
コロナ禍でのペットブームで急増している飼育放棄。
在宅時間が増えたことで、癒しを求めて犬や猫などのペットを飼う人が増加。その一方、いざ飼ってみると世話が大変などという理由で飼育放棄されるペット数も急増しています。

ここ最近は、殺処分を減らすために多くの都道府県は引き取ることをほとんどしなくなったこともあり、飼えなくなったペットを民間のボランティア団体に持って行く、もしくは、捨ててしまうように。

子どもたちに『保護犬と学ぶ いのちの授業』をさせていただいておりますが、子どもたちは本当に素直で柔軟。
大切な家族の一員として最後の最後まで責任をもって飼うことで、いのちの大切さを学び、周りの、また、自分自身のいのちの大切さを知ることにつながるのではないかと思っています。

わが家の愛犬の写真

ドックレスキュー同窓会の写真

保護犬と学ぶ いのちの授業の写真

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